ダイナイベネクロで雰囲気サイクルを回せる時代は終わったので、強引に数値を底上げできる壁ダイナ+イベネクロのサイクルを軸にしました。また、イベネクロ自体の性能にも疑問を感じていた(勝てる相手には勝てるが対応範囲が狭い)ので、もう一つの軸として壁ダイナ+イベオーガの選出が可能なように個体を調整しました。
【個体紹介】
ムゲンダイナ@光の粘土 プレッシャー
臆病:252-0-0-0-108-140
実数値:247-×-115-×-130-184
技構成:毒々/自己再生/リフレク/光の壁
イベルタル@突撃チョッキ ダークオーラ
意地:108-84-4-0-252-60
実数値:215-178-116-135-150-127
ネクロズマ@弱点保険 プリズムアーマー
腕白:252-4-132-0-4-116
実数値:204-178-180-×-130-112
ザシアン(王)@朽ちた剣 ふとうのけん
陽気:236-108-28-0-4-132
実数値:197-204-139-×-136-203
技構成:巨獣斬/聖なる剣/ワイボ/剣舞
カイオーガ@カゴのみ 雨降らし
図太い:236-0-236-0-0-36
実数値:205-×-154-170-160-115
技構成:熱湯/冷B/眠る/瞑想
Wキュレム@命の珠 ターボブレイズ
臆病:20-0-0-252-0-236
実数値:203-126-110-222-120-159
技構成:冷B/大地/空を飛ぶ/身代わり
【解説/補足】
・ムゲンダイナ
軸の壁要員です。ムゲンダイナを使い捨てる直線的な構築ではない事と、スカーフオーガ受けを兼ねたい事からHDsベースの再生持ちとしました。数的有利を取った後、このポケモンを絡めてTODを狙う動きが非常に強力でした。
技構成はコンセプトの両壁+再生、残りは高耐久意識の毒々です。当然ではダイマ砲が欲しい場面もあるので、そこは選択かと思います。
普通のチョッキイベルタルです。黒バド受けとして採用しました。基本的に黒バドに後投げし、イカサマで負荷をかけるのが仕事です。黒バドが来なかった時の腐りにくさと、イカサマを受けに来るホウオウへの動きが楽になることを考慮して、今回は物理基調としています。
技構成は採用理由のイカサマ/不意打ち、後出しホウオウを咎める岩雪崩、ダイジェット媒体且つ特殊イベルタルと殴り合えるデスウイングの4つです。
・ネクロズマ(日食)
ザシアン受けっぽい何かです。壁があればそこそこ安定しますが、壁がなければ誰にも勝てませんでした。
ムゲンダイカップではザシアン/マーシャドー耐性を重視してゴツメにしました。
・ザシアン(王)
入れ得枠。ホウオウナットがキツかったので剣舞+聖剣ワイボにしました。壁を貼るので、インファより聖剣のほうが使いやすいです。
ザシアン受け2。壁下でザシアンに抗いつつ、ネクロズマとは違う範囲のポケモンに勝てます。眠るによるHP管理は、強引にカイオーガを削ってザシアンで押し切ろうとする動きに非常によく刺さりました。特に毒々の入った麻痺撒きポケモンに瞑想で粘りつつ、ラストターンに眠ることでHP満タンのカイオーガvs裏の盤面を作り出せるのは強力です。ラストターンに麻痺のは…
・Wキュレム
ダイマエースです。ルギアに強い点を評価して採用しました。ゼクロムと違いグラードンを始めとしたステロ撒き全般にも強いので、選出択に勝てば簡単に崩しを行うことができます。
相手依存なポケモンなので選出時の安定感に欠け、最終日は1回しか選出できなかったので、ムゲンダイカップ予選では気合の襷に変更して使用しました。
全てにおいて弱すぎたので9世代では精進します。