お久しぶりです。オタクです。
S7お疲れ様でした。前期あれだけ潜らない潜らないと言いながら、エースバーン環境を体験したくてなんだかんだ潜り、無事に最終1位を取ることが出来ました。細かい事は後語りで書くとして、さっそく構築を紹介していきます。
コンセプトは「汎用性を落とさない範囲で地雷要素を入れ、イージーウィンを稼いでレートを伸ばす」とかですかね…
【並び】
※枠足りなくなったのでレンタル消しました
【構築経緯(採用順)】
1.机上論の段階で相手のエースバーンが最強過ぎた為、ある程度受け出しの可能なHB鬼火ウインディを固定枠とする事にしました。
2.適当な構築で試運転を重ねた時、A特化珠ギャラドスが受かっていないパーティが多く見受けられた事から、明確な勝ち筋として珠ギャラドスを採用しました。また、珠ギャラドスの障害として状態異常撒きのドラパルトが多かったので、そのドラパルトに強めな残飯ニンフィアも同時採用しました。
3.先制ダイマを切った際の詰め筋として襷ドリュウズと、ギャラドスが苦手とするドラパルトの初手ダイマを存在するだけで牽制できるカビゴンを入れました。
4.ここまでエースバーンのダイナックルを透かせるポケモンがいなかったので、ドラパルトを最後に添えました。カバルドン展開が重く感じた為、ヴァーパッドさんのドラパルト【剣盾シーズン5シングル最終8位】ロンゲ厨パ - 瓦礫の園をパクりました(後に型を変更しました)。
5.潜りながら微調整を加えて、よくわからないポケモンが増えた辺りで完成です。
【個体紹介(採用順)】
ウインディ@オボンのみ 威嚇
図太い:204-0-244-0-0-60
実数値:191-×-144-120-100-123
技構成:放射/鬼火/吠える/朝の陽射し
−調整
・準速70族抜き、大体の耐久ミミッキュ抜き
・あまりHB
ギャラドス@命の珠 威嚇
意地:4-252-0-0-0-252
実数値:171-194-99-×-120-133
技構成:滝登り/飛び跳ねる/エッジ/竜舞
-調整
・AS振り切り
穏やか:244-0-196-0-0-68
実数値:201-×-110-130-165-89
技構成:ハイボ/マジフレ/身代わり/欠伸
-調整
・A189珠ドラパルトのDゴーストダイブを確定耐え
・A189ドラパルトのDゴーストダイブ+身代わりを確定耐え
・C152ドラパルトの異常祟り目を残飯込中乱数3耐え
・ミラー意識のS振り
カビゴン(巨)@混乱実 食いしん坊
意地:4-252-196-0-4-52
実数値:236-178-110-×-131-57
技構成:捨て身/地震/ワイボ/腹太鼓
-調整
・A特化
・ミラー/ドヒドイデ意識のS振り(一応最遅ガルド抜かれ)
・あまりB
ドリュウズ@気合の襷 型破り
意地:0-252-4-0-0-252
実数値:185-205-81-×-85-140
-調整
・AS振り切り
・最速パッチラゴン抜き
ドラパルト@カゴのみ すり抜け
控えめ:220-0-68-188-4-28
実数値:191-×-104-158-96-166
技構成:祟り目/眠る/鬼火/電磁波
-調整
・215-93オボンカバを異常祟り目^2+鬼火スリップ^2で確定
・A168珠エースバーン(リベロ)のD飛び跳ねる確定耐え
・A168珠エースバーン(リベロ)の不意打ち14/16耐え
・最速サザンドラ抜き(目安)
【解説/補足】
前述の通り、エースバーン受けのHBオボンウインディです。KPの高いゴリランダーやミミッキュにも強めなので、選出に絡めやすいのが優秀です。
放射/鬼火/朝の日差しまでは役割上確定として@1は竜波や熱砂の大地なども試しましたが、最終的には不意の鈍いカビゴンや身代わりギャラドス、瞑想ピクシーやトリルミミッキュなどに有効な吠えるに落ち着きました。技範囲を広げても選出範囲が広がるだけであり、勝ちに直結するのは吠えるだと言う判断です。
通りの良いダイマエースです。初手に出して適当にダイマするだけで半壊する構築が沢山あったので、それらの構築に最も高い圧力をかけられる特化珠での採用です。
技はメインの滝登り/飛び跳ねるに暇な時に押せる竜舞(+ダイウォールの媒体にも)、多かったギャラドスミラーで有利に進められるエッジの構成です。エッジはラプラスやスピンロトム、トゲキッス辺りへの高打点&初見殺しとなる他、単純に一貫しやすい打点(命中を加味しても)として重宝しました。
ドラパルト処理枠です。本来は欠伸による対面操作を評価して採用されがちなポケモンですが、あまりにも襷を盾に電磁波を撒いてくるドラパルトが多く、ドラパルトと1:1出来ればそれでいいと言う感覚で使うのが重要でした。
型は図太いHBの残飯欠伸守るを長期間使用していましたが、終盤に増加したドヒドナット+スカトリの並びに苦戦したので、それらにイージーウィンを狙える身代わり欠伸型に変更しました。一時期はバトンで崩しに行く事も考えましたが、構築の見た目的に身代わりバトン(→ギャラドス)が読まれやすくナットレイを後投げされがちだったので、現在のマジフレ搭載型に落ち着きました。ドヒドイデにマジフレを撃ってナットレイを削れば、TODでそのまま勝てます。
・カビゴン(巨)
初手ダイマドラパルトを牽制できるように、欠伸カビゴンっぽく見えてればいいなーと言う枠です。元々は実際にHB欠伸リサイクル型だったのですが、全く出す事が無く見せポケと化していたので、ピンポイントですが増加傾向にあったウインディやガオガエン絡みのサイクル構築を崩せる腹太鼓型に変えました(A特化にする事で遂行速度をあげ、単純に対面要員としても選出に組み込めるようにする狙いもあります)。腹太鼓は有利対面で腹を叩いて崩しを狙う他、重めなラプラスの前で選択する技(3割のリスクを背負って7割でイージーウィンできる技)としても重宝しました。
技は上記の通り腹太鼓、メインウェポンの捨て身、対面で倒したいドリュウズに通り重めなストリンダーを潰す地震(ドリュウズを見せると対面爆音波以外ないのでほぼ出落ちさせられる)、多かったギャラドスやアシレーヌを誘って倒せるワイボ(雷パンは火力不足)の4つです。配分はカバルドン抜きまで降った方が良いかもしれません。
ミミッキュに強く電気の一貫を切れる(ギャラドスのDエッジでのスピンロトムの処理、カビゴンの地震でのストリンダーの処理を安定させる)襷枠が他にいないので入れました。火力重視で意地な事以外は普通のドリュウズです。
意地にしても明確に役割が変わったりはしないですが、HBであろうミトムが出落ちしたりナットレイとの撃ち合いで多少有利に働いたりと恩恵は(体感)多くありました。逆に困ったことは1度最速ギャラドスに抜かれていた事くらいなので(試合は勝った)、構築にはあっていたのかと思います。
・ドラパルト
カバルドン展開やドリュウズ+トゲキッスの並びに出していけるポケモンです。元々ヴァーパッドさんのラムドラパルト(上記リンク参照)を丸パクリしていましたが、あまりにも竜星群を選択する事が少なく(組み方の関係です)それらには竜星群がなくても遂行できる為、竜星の枠を別の技に変える事を考えて色々試した所、これ単体で勝ち筋となれる(意表を突いて相手のゲームプランを破壊できる)眠るがしっくりきたのでこの構成に落ち着きました。
ほかの技は鬼火/祟り目はメインウェポン&役割対象への遂行技なので確定です。電磁波はほぼトゲキッス(+エースバーン)ピンポで、トゲキッスの展開を止めつつ上から削りを入れられるのを評価して採用しています(10万でも良さそう)。
【重いポケモン】
・ラプラス
カビゴンで対面太鼓で相手への負担を増やして頑張りますが、対面零度(1撃)被弾や珠ダイマックスへの解答がないので厳しいです。火力がないタイプは、ニンフィアで頑張れるのでまだマシです。
・特殊エースバーン
崩壊します。ギャラドスエースバーン対面ニンフィアバック(釣り出し)した時だけ勝ちました。
・ウォーグル(特に最速)
誰も勝てません。準速なら対面ギャラドスでダイマでなんとかなります。
・イエッサン
受け出しが出来ません。気合で対面処理します。
【結果】
TN中野四葉…最終1位
【スペシャルサンクス】
・理想イーブイと色カビゴンをくれたでぃーさん(@d_poke_97)
・応援してくれたTLのみんな
・対戦してくれた方々
【後語り】
と言うわけで3年ぶりに1位を取れてめちゃくちゃ嬉しいです。8世代では今まで2回1位チャンスを失敗している事もあり、文字通り3度目の正直となりました。2200に行けなかったのは残念ですが、7世代からの目標である2200&1位は次回に持ち越して今はただ喜ぼうと思います。
来期以降も潜る予定なので、今後もよろしくお願いします。ちなみに来期の最終日は予定がないので朝までやります^^
質問等はTwitter:@poke1800_almondまで
p.s
余談ですが、次の日の予定を破壊できずチキンレースではなく独走ルートを選びましたが、即時反映の順位制でも勝ち数重ねれば逃げ切れると学べたのが収穫でした。2時くらいまでもぐれるシーズンは、チャンスがあると捉えていきたいですね。