ポケモン日記

ポケモンのことを時々書きます

純正(笑)積みサイクル

最高2040ちょい。初見殺しの温床なので、再戦で儚く散る系オタク。

【並び】
バンギラス@メガ石 砂起こし→砂起こし
陽気:92-124-4-0-36-252
技構成:エッジ/炎パン/挑発/竜舞

カプ・レヒレ@拘りスカーフ ミストメイカー
控えめ:60-0-4-196-4-244
技構成:波乗り/ムンフォ/トリック/霧払い

ウルガモス@バンジのみ 炎の体
控えめ:180-0-132-52-4-148
技構成:炎の舞/めざ地/羽休め/蝶舞

ボルトロス霊@デンキZ 蓄電
控えめ:148-0-132-172-4-52
技構成:10万/めざ氷/悪巧み/高速移動

エアームド@オボン 頑丈
陽気:4-156-4-0-92-252
技構成:アイへ/岩封/挑発/ステロ

ゲンガー@メガ石 呪われ→影踏み
臆病:204-0-108-0-0-196
技構成:ヘド爆/こご風/エナボ/鬼火

【個別解説】
バンギラス
両リザやマンダ、アーゴヨンに強いエースです。ミミッキュやカバのいない構築やアーゴヨン入りに主に選出します。その手の構築では、鋼枠にバンギラスの処理を頼っていることが多いため、そこに刺すためにサブウェポンには炎のパンチを採用しています。挑発は後続のサポートや、受け回しを崩すために必須です。
配分はゲッコウガの水Z耐え、最速、残りAという形です。ここまで耐久に割くと、出落ちの危険性を大幅に下げられます。

カプ・レヒレ
起点作成要員です。構築単位で初手に強烈に誘うゲッコウガバシャーモを上から一撃で倒しつつ、トリックで起点を作っていきます。霧払いはガモスで詰めれる時のサポート性能を高めるために入れました。壁構築が結構きついので、壁っぽい構築には初手トリック→霧払いでイージーウィンしてたりもしました。リスク高いですが。
配分は準速フェローチェ/舞最速メガバンギ抜き、155-101メガバシャ確1、残り耐久です。ミミロップがきついので臆病もありかなーとは思いますが、波乗りでメガバシャを確定取れなくなるので悩みどころです。
眼鏡でなくスカーフなのは、役割破壊してくるクサZゲッコウガ入りとクサZバシャーモに崩されず、逆にイージーウィン要素とできるからです。特にバシャは、火力補正をかけないとZの火力が足りず控えめのことが多いため予想外の展開を押し付けることができました。

ウルガモス
気づいたら構築の主軸になっていたポケモンです。耐久振り+羽休め+混乱実+炎の体により、後出しor死に出しのミミッキュで止まらないという独特な性能を持ったエースです。2Wは炎の舞+めざ地で、この範囲は全ての鋼タイプに抜群以上を取れるため(風船ドランは無理)、環境の大部分を占める鋼タイプを絡めたサイクルに優位に立ちやすいです。耐久振りのおかげで、メガバシャやメガリザXのフレドラ反動+舞めざ地で処理といった動きも取れ、範囲不足を感じることは少なかったです。また、羽休めはミミッキュのトリルギミックに対しターン稼ぎを容易に行うことができるため、簡易的な対策になるという利点もありました。何より羽休めを見せたらめざ地を、めざ地を見せたら羽休めを考慮した動きをされないため、イージーウィンを狙いやすいのが高評価です。
配分はHBがメガバシャのフレドラ耐え、2↑炎の舞でH4振りミミッキュ高乱1(1舞時に死に出しミミッキュをされた場合に炎の舞で皮を剥ぎつつ、Cが上がった場合択を介さず突破できる)、Sがテンプレ羽休めリザy&1舞で最速135族抜きです。王冠を使わずにSを1甘えて使用していたので、3回くらい羽休めリザyに上を取られたのでもしかしたら勝ててたかもしれないという裏話があったり。

ボルトロス
他の積みエースと攻撃面、耐性面で非常に相性の良いエースです。ランドロスバシャーモに対面で有利がつく耐久振り高速移動悪巧み型で採用しました。使い回しとも言います。
配分はメガバシャのフレドラ15/16耐え、特化テテフのサイキネ12/16耐え(臆病は確定耐え)、デンキZで155-130メガグロス確1、S1↑で最速ゲッコウガ/S2↑で最速スカガブ抜きです。

エアームド
起点作成要員その2です。テテフ入りに展開できて、ミミッキュ&ランドに強いステロを撒けるポケモンを探した結果エアームドにたどり着きました。オボンのみを持たせることでテテフに役割を持てるようにしましたが、初手に良く誘うガルドのZシャドボ+かげうちで縛られなくなるので安心して挑発から入れるといったメリットも存在したので結果的にはマッチしていたと思います。
技構成は採用理由のステロ+挑発に加え、岩封+アイへもテテフ入りに展開できる…と言う条件を満たすために必須です。岩石+アイへで無振りテテフを処理できるため、襷テテフに展開を阻害されなくなります。また、最速を取っているためコケコ入りに強引に岩封から展開できるのも立ち回りの幅が広がってよかったです。岩封^2で185-113リザyが確2のため、リザードンにも積極的に岩封を撃ちますが、裏にレヒレかバンギがいないとニトチャを積まれた場合普通にゲームエンドになるので注意です。ただ、バンギ&レヒレ読みでリザyは大抵ソラビを押してくれたため、イージーウィン要素の1つとして重宝していました。あと、テテフランドゲンガーのテテフにはアイへ→岩封と入ると有利に試合を進めやすいです。
配分はHDがオボン込みで特化テテフのサイキネ2耐え、岩石+アイへで145-96テテフ確定、最速です。
ステロがなくても良い試合も多かったので、襷ジャロ(めざ岩)や襷ガッサもありかと思います。

・ゲンガー
対面系統の構築と雨パに出すポケモンです。鬼火を当てればゲンガームドー+ガモスorボルトの選出で容易にゲームエンドを狙えます。
技構成は上記の通り鬼火、ガルーラにまともな打点が取れるヘド爆(水/妖勢も重めなので必須)、後続のサポートや初手メガマンダにイージーウィンでするためのこご風、雨パを破壊するためのエナボです。こご風はレヒレと併せてSの上昇したアーゴヨンを処理したり、ボルトロスに高速移動もケアしつつ撃てたり、対面系統に採用されることも少なくないガブリアスを処理するための打点です。エナボは先にメガしてさえいれば雨下のラグにバンギ投げで天候上書きした後に再展開して撃つことで、上の5匹で重かった雨パにイージーウィンを狙えるのでいれました。あと、ゲッコウガを悪くない乱数で吹き飛ばせます。
配分はメガバシャのフレドラ15/16耐え、ヘド爆+特化メガバシャのフレドラ反動+毒率考慮で6割程度の確率で無振りメガバシャ相手に生存しつつ突破/7割程度で1:1、最速ゲッコウガ抜きです。
無振りカバの地震+砂ダメを耐えHD以外のカバはエナボで確2なので、初手カバゲン対面はノータイムでエナボを撃っていました。ステロ撒かれたら爆アドです。


【きついポケモン
・ASミミッキュ
・風船ドラン
・瞑想電気勢
・ミトム

 

【強かった点】

見た目がマンダに途轍もなく強いため、マンダをほぼ選出されず処理が厄介なマンダ軸に比較的優位を取りやすかったです。また、積みサイクルの特有強みとして選出段階で文字通り価値が見える試合が1割程度あり、確実なイージーウィン要素として取り込めました。あと、初見殺し性能の高いポケモンで固めているため、再戦を考慮しない場合約2割の試合は「こちら側から見える安定行動を取り続ける」だけで相手が自滅していくことが多かったのが非常に良かったです。

 

構築の練度は高いとは言い難いですが、使ってて楽しいパーティでそこそこ勝てると言うのは精神衛生上非常に良かったです。次はガチガチのサイクルパ組むかな…

 

 

質問等は@poke1800_almondまで